レイクアマゾンで起きた嬉しい出来事 [海外]


GRP_0076.JPG

タイに行くのも四回目になると、大抵の人に顔を覚えられます。

今回もホテルにつくと、ホテルマンに「oh~,pithing pithig!」と竿を操るしぐさをされて、話しかけれました。

確かに毎日毎日釣りに行って、朝早くからタクシーをチャーターしに行く団体は他にはいませんね。


ブンサムランでも、釣具店の日本語おばさんや、昔ガイドを頼んだスタッフに「またきたんだ!」って感じで話しかけられた。

覚えててもらえるということは、なかなか嬉しいものです。


今日の話題はレイクアマゾンという釣り掘での一こま。

タイにはレイクアマゾンというピラルクやレッドテイルキャット、ガーや、コロソマといった怪魚が釣れる釣り掘があります。
t02200165_0640048010244574562.jpg
釣りビジョン?の取材で、村田基さんがタイにいかれた際にも訪れていた場所です。

遊漁料が3500バーツと馬鹿高いので、そう何度も行けませんが、まあここでしか釣れない魚もいるしと割り切って、今回も行ってきました。


この釣り掘にいるスタッフはかなりの実力者だと私は思います。

職業釣り師というのはこういう人々のことを言うのでしょうか!?


前回行ったのは8月だったのですが、この時はこの人がすごいスピードでPEとリーダーのノットを編んでくれました。
CA391640.JPG

どれくらい編み続けたら、あれほど手つきがスムーズになるのだろう。

CA391641.JPG




そして、話は変わってここからが本題なのですが、

私達はトップウォーターに死にティラピアをつけたガーパターンで釣りをしていました。

この釣り方だと、水面を意識した肺呼吸魚であるガーやピラルク、チャドーが釣れるのです。


私はビックバドに、死にティラピア三匹という三連結エリートスリー仕様。

魚が食いついてビックバドが沈むと、おりゃ!と合わせを入れるのですが、この時は経験が浅く、合わせかたがわかってなかったので、全力で鬼合わせをしてしまってました。


その結果、ブチッっと合わせ切れ!


ビックバドは糸が切れてぷかぷか浮かんでいたのですが、15秒後くらいになんとそのビックバドにガーがバイト!!

ビックバドはガーが呼吸に出るたびに浮いてきたり、沈んだりを繰り返して泳いでいきました・・・・


この住所不定の哀しきビックバドの救出に動いたのが、名も知らぬ凄腕スタッフのこの人。

o0640048010244574557.jpg
カツタカのブログから画像を拝借


ハンドメイドロッドにアンタレスDCを装着したこの人は、キャスティングの神でした!

おそらく最初、岸からビックバドまでは25メートルから30メートルほどの距離があったと思われますが、なんとビックバドにあたるんです!

キャストうますぎます!これほどの達人はこれ以前もこれ以後も見たことありません。


キャスト達人のルアーに、動き回るビックバドの針が絡まないと回収できないので、チャンスは限られていましたが、五分後くらいに浮上した際に、ついにlure on the line!

みなが興奮して見守る中、五メートルくらいの距離までガーのついたビックバドを寄せることに成功したのですが、ガーがジャンプした時にフックオフ!

達人も悔しがります。 それ以後ビビッたガーは遠くに泳いでいってしまい、二度とキャスト射程距離内に泳いでくることはありませんでした・・・・・




あれから、このビックバドのことはずっと気にかけていたのですが・・・・





なんと今回、私の元に戻ってきました!



CA397214.JPG

ボディにはガーの噛み跡。
CA397213.JPG

ブレードは謎のチューンが施されてました。
CA397212.JPG


帰り際にキャスト達人が私に渡してくれました。

他の人と同様、キャスト達人も顔を覚えていてくれたみたいです。

前回行ったのは八月末、今回は二月末。

半年前の些細な出来事を覚えていてくれたキャスト達人、ありがとう!


日本の管釣りではロストしたルアーはボートで回収され、売店で叩き売りされてますが、

対照的に心の篭ったタイの管釣りは素晴らしいですね!



nice!(4)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 4

コメント 6

kyohei

無事帰って来れて良かったね!!!

顔覚えて貰えると、嬉しいですよね。

by kyohei (2010-02-24 22:31) 

soldier-S


北海道楽しんでるみたいだね!
スキーで骨折しないよう気をつけてくれ!
ブログ更新楽しみにしてます。
by soldier-S (2010-02-24 22:44) 

tokuhain

タイでは、ルアーなど根がかりした場合、掘りなら係りの人、湖なら船頭さんが水に入って回収してくれます。やはりルアーは高価なものなので、回収するのが当たり前になっています。
帰って来た思い出の品は、殿堂入りさせてあげて下さい。
by tokuhain (2010-02-25 01:32) 

soldier-S

tokuhainさんのブログに池に入って回収してる写真ありましたね☆  あの濁った水に入って回収してくれるなんて日本じゃ絶対ありえないですよね。やっぱり釣りは富裕層の遊びということでしょうか。

はい思い出ルアーとして控えに回します!
by soldier-S (2010-02-25 13:57) 

toto

ごっついリーダーですね
こんなのがアワセ切れするなんて、ものすごいパワーなんだろうな

アンタレスDCってタイではいくらなんだろ
やっぱ超高級リールでしょうね 金持ちだな~
それにしても30m先の目標にあてるなんて、凄いテクですね
もしかしてプロかな? ってなんの? (^^)
 
by toto (2010-02-26 23:54) 

soldier-S

パワーは日本の魚とは比べ物にならないくらい強いです。

アンタレスはタイの物価水準からすると、超超高級リールでしょうね・・・・タイ人で釣りしてる人らは富裕層が多いので、すごい高級タックルを持っててあせります。

たぶん隠れた達人的な人なのかなと思ってます。
by soldier-S (2010-02-27 11:04) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。